ホームページ・Webの基礎知識

神戸で検索に出てくるお店になるには?MEO対策の基本

「最近、『検索したら近くのお店がすぐ出てきた』ってこと、ありませんか?あれ、実はちゃんと理由があるんです。」

神戸・関西エリアでお店やサービスを探すとき、多くの人はまずスマホで検索しますよね。そのときに地図と一緒にお店の情報がパッと出てくる、あの仕組みが「MEO対策」です。ネイルサロンでも、エアコン工事でも、整体院でも、地域のお客様に見つけてもらいたい業種なら関係のある話。今日は、ホームページと合わせてやっておきたいMEO対策の基本を、なるべくわかりやすくお伝えします。

MEOって何をすること?

「MEO」とは、Googleマップの検索結果で上位に表示されるための対策のこと。使うのは「Googleビジネスプロフィール」という無料のツールです。お店の名前や住所、営業時間、写真などを登録しておくと、「神戸 ネイルサロン」のように地域名+業種で検索されたときに、地図と一緒に表示されやすくなります。

SEOとの違いは「どこに出るか」

よく混同されるのですが、SEOとMEOは出てくる場所が違います。

  • SEO……ホームページが、検索結果の「文字のリスト」に出るための対策
  • MEO……お店の情報が、検索結果の上のほうにある「地図と店舗一覧」に出るための対策

ここが大事なところなのですが、「神戸 ネイルサロン」のようにスマホで検索したとき、画面の一番上に出てくるのは地図のほうです。ホームページが検索の1ページ目に入るには半年〜数年かかることもありますが、地図の枠は無料で、しかも早く効果が出ることがあります。

だから小さなお店ほど、ホームページより先にMEOから手をつけたほうがいいケースが多いんです。ホームページ側の集客については別の記事で書いているので、よければあわせて読んでみてください。

神戸の中小企業・個人事業主向けホームページ集客3つのポイント

実は、設定ひとつで「まったく出てこない」ことがあります

ここからが今日いちばんお伝えしたいことです。

先日、知り合いのエアコン工事店さんのGoogleビジネスプロフィールを見せてもらう機会がありました。お店の名前で検索すると1位に出るのに、「エアコン 取り付け 神戸」で検索してもまったく出てこない、という状態でした。

原因を探していったら、業種のカテゴリが「エアコン販売店」になっていたんです。

「エアコン販売店」は、エアコンを“売る”お店のカテゴリ。取り付け工事を探している人の検索とは結びつきません。だから、どれだけ待っても出てこなかったんですね。

しかもややこしいのが、Googleのカテゴリ一覧に**「エアコン工事業者」という項目が存在しないこと。「エアコン」で検索しても、出てくるのは「エアコン販売店」と「カーエアコンのサービス業者」だけ。正解は「空調」で検索して出てくる「空調設備工事業者」**でした。

これ、知らないと一生たどり着けません。カテゴリが違うだけで、他をどれだけ頑張っても検索に出ないので、まずはここを疑ってみてください。

まず押さえたい5つの設定

1. カテゴリ(いちばん大事)

メインのカテゴリは1つだけ選べます。お客様が検索する言葉に近いものを選んでください。思いつく単語で見つからないときは、別の言い方で検索してみるのがコツです(エアコン→空調、髪→ヘアサロン、など)。サブカテゴリは複数登録できるので、実際にやっている仕事を追加しておきましょう。

2. ビジネス名は「看板どおり」に

順位を上げたくて、店名に「神戸 ネイルサロン ○○」のようにキーワードを足したくなるかもしれません。でもこれはGoogleの規約違反です。

ビジネス名は「実際に看板や名刺に書いてある名前」だけにする決まりになっています。見つかると勝手に修正されたり、最悪プロフィールが停止されることも。地域名や業種は、このあと説明する「説明文」や「サービス」の欄で伝えられるので、そちらを使いましょう。

3. 電話番号

意外と抜けているのがここ。特に「今すぐ来てほしい」という緊急性のある業種(水回り、エアコン、鍵など)は、地図からそのまま電話されることが多いので、空欄だと取りこぼします。

4. サービス提供地域

お客様のところへ出向くタイプのお仕事(出張施術、工事、修理など)は、住所を非公開にして「サービス提供地域」を登録するのが正しい設定です。自宅兼事務所の方も、住所を公開しなくて大丈夫。

ここで気をつけたいのが、「神戸市」と「神戸市西区」を両方登録しても意味がないこと。「神戸市」に西区は含まれているので、区を並べても対応範囲は広がりません。リストがごちゃごちゃするだけなので、市の単位で整理するとすっきりします。

5. 営業時間と定休日

正確に入れておきましょう。実際の営業時間とズレていると、「行ったら閉まっていた」という残念な口コミにつながってしまいます。年末年始やお盆の臨時休業も、その都度更新できます。

順位を決めているのは「知名度」

Googleは、地図の表示順を大きく3つの要素で決めていると公表しています。

  1. 関連性……検索された言葉と、お店の情報がどれだけ合っているか
  2. 距離……検索した人と、お店との距離
  3. 知名度……そのお店がどれだけ知られているか

距離は動かせません。関連性は、さっきのカテゴリや説明文を整えることで上げられます。そしていちばん差がつくのが「知名度」。ここを作るのが、写真と口コミです。

写真は「ちゃんと営業しているお店」の証拠になる

写真が2枚しかないお店と、20枚あるお店。同じ条件なら、後者が選ばれます。スマホで撮ったもので十分なので、月に数枚ずつ足していくのがおすすめです。

特に効くのは、素材写真ではなく実際の現場や施術の写真。きれいに撮れていなくても、リアルなほうが伝わります。人の顔が入っている写真は、それだけで安心感につながります。

口コミは「その場でお願いする」のがコツ

口コミは、あとからお願いしても、なかなか書いてもらえません。いちばん喜んでもらえている、施術や工事が終わった直後がチャンスです。

おすすめは、口コミ用のQRコードを名刺サイズのカードにして、お会計のときにお渡しする方法。「口コミお願いします」と口で言うのは気が引ける方でも、カードを渡すだけなら続けられます。月に数件ずつでも、1年経つと大きな差になります。

自分で書くのは絶対にやめてください

口コミが0件だと、つい自分や家族で書きたくなります。でもこれはやってはいけません。

2023年10月から、事業者が第三者を装って口コミを書くことは**景品表示法違反(ステマ規制)**になりました。Googleの規約でも「利害関係のある人の口コミ」は禁止です。しかもGoogleは、同じ端末・同じ場所・同じ姓といった手がかりから関係性をかなり見抜きます。

見つかると口コミが削除されるだけでなく、プロフィールごと停止されることも。せっかく育てたものが一度に消えてしまうので、遠回りに見えても、本当のお客様に少しずつお願いしていくのが結局いちばん早い方法です。

ホームページと連携させるともっと効果的

Googleビジネスプロフィールからホームページへのリンクを設定しておくと、興味を持ってくれた人がそのままサービス内容や料金、実績を詳しく見に来てくれます。

この2つは役割が違っていて、**地図は「見つけてもらう場所」、ホームページは「選んでもらう場所」**です。地図で見つけてもらっても、そこから先の情報がなければ、比較されて終わってしまいます。逆にどんなに素敵なホームページを作っても、地図に出ていなければそもそも見つけてもらえません。

ホームページ側にも地域名を自然に盛り込んでおくと、お互いの相乗効果でより見つけてもらいやすくなります。どちらか一方だけでは、せっかくの集客のチャンスを取りこぼしてしまうかもしれません。

よくあるご質問

Q. 設定を直したら、すぐ検索に出るようになりますか?

A. カテゴリの変更などは、Googleの再審査が入って数日かかることがあります。その間、一時的に表示が不安定になることもありますが、正常な動きなので慌てなくて大丈夫です。

Q. 店舗がなくても登録できますか?

A. できます。出張型のお仕事なら、住所を非公開にして「サービス提供地域」を登録する形になります。

Q. 悪い口コミがついたらどうすれば?

A. 消すことは基本的にできませんが、**返信はできます。**感情的にならず、事実を丁寧に説明した返信を書いておくと、それを読んだ別のお客様の信頼につながります。実は、返信の内容こそ他の人によく読まれています。

まずは無料の登録から

MEO対策は、お金をかけずに今日から始められます。まずはプロフィール登録と、カテゴリの確認から。それだけでも、見え方が変わるお店はたくさんあります。

「登録はしてみたけど、これで合っているのか自信がない」「ホームページと合わせてどう整えたらいいかわからない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。いまの見え方を一緒に確認するところからお手伝いします。

ホームページのことで気になることがあれば、
お気軽にご相談ください。

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